NCSwitch

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IT管理者を支える、ネットワーク設定切り替えツール

企業・組織のネットワーク管理者やシステム管理者、ヘルプデスク担当者にとって、ネットワークの設定管理は重要な職務です。 LANに接続するルーターやDHCPサーバー、ファイルサーバー、クライアントPCなどの各デバイスが正しく設定されていないと、ネットワークは機能しません。

一般的に、サーバーやルーターは、初期導入後に設定変更する必要があまりありません。しかし、ノートPCやタブレットPCについては、利用者の移動に伴って様々なネットワークを行き来するため、移動の度に設定変更が必要です。 例えば、出張時に、普段社内で使っているノートPCを宿泊先ホテルに持ち出した場合、IPアドレスの変更やプロキシサーバーの再設定を行わないとホテルで使えないケースが多いです。 出張から戻った後は、社内LANに再接続する為に設定を元に戻す作業も必要です。
このような設定変更は、パソコンに疎い利用者にとって難しい作業です。加えて、入力ミスによる設定エラーも招きやすく、IT管理者への問い合わせを増加させる一因になってしまいます。

NCSwitchは、このような問題を解消する為に開発された、ネットワーク設定切り替えツールです。IT管理者が望む、以下の特徴を備えています。

安心

歴史

NCSwitchは、WindowsXP全盛期から10年以上に渡って、Windowsの進化と共に継続的なバージョンアップを重ねてきた実績があります。 多くの利用者からフィードバックを頂いて、様々な機能拡張やバグフィックスを施した結果、最新のWindows10でも安定して動作するツールに進化しています。

導入規模

Microsoft System Center Configuration Manager (SCCM) を用いて、数百台規模のクライアントPCにNCSwitchを一括導入した実績があります。

安全

全自動

ネットワーク設定に関わるトラブルの多くは、”設定ミス”と”設定忘れ”によって引き起こされます。 NCSwitchを使えば、設定の切り替えはイーサネットケーブルの差し込み(有線LAN)やWi-Fi受信(無線LAN)と連動して自動的に行われるので、これらの心配がありません。

但し、企業の運用方針やネットワーク環境によっては、切り替えタイミングを利用者自身が指示できたほうが望ましい場合もあります。 NCSwitchは、自動切り替え機能を無効化して運用することも可能です。

オフライン復元可能

企業の運用方針によっては、ネットワーク保護の為に、TCP/IP設定を完了するまでEthernetケーブルを挿入してはならないというルールを定めている場合もあります。 NCSwitchは、ネットワーク未接続のオフライン状態でも設定を復元できるので、このようなルールでも問題なく運用できます。

簡単

機種非依存

実は、多くのPCベンダーが、ネットワーク設定切り替えツールを独自に提供しています。

機種ブランド 設定切り替えツール
Lenovo ThinkVantage Access Connections
Dynabook ConfigFree
VAIO Smart Network
FMV Plugfree NETWORK

個人所有のPCであれば、これらのツールは手軽に活用できて便利です。 しかしながら、IT管理者にとって機種毎にツールが異なる状況は、保守負担の増加を招くため望ましくありません。

NCSwitchは、Windows 7以降のOSさえ搭載していれば、PCの機種に関わらずインストールできます。

一括インストール

NCSwitchはサイレントインストール(画面操作を伴わないインストール)に対応しています。 SCCMなどの構成管理ツールやActive Directoryドメインのログオンスクリプトに組み込めば、全てのクライアントPCに一括でインストールすることが可能です。

便利

多様な設定項目に対応

ネットワーク環境や使い方に応じて、切り替えが必要な設定項目の種類は大きく異なります。 例えば、Windows Updateを適用する為に、WinHTTPのProxy設定を切り替えたい場合があります。 あるいは、バッテリー節約の為に、Windows10で追加された無線アダプタの電源ON/OFF状態まで切り替えたい場合もあります。

NCSwitchは、多様なニーズに可能な限り対応できるよう、数ある設定切り替えツールのなかで最も多種類の項目をサポートしています。 これらの項目の多くは、NCSwitchを実際に導入しているIT管理者の方々から頂いたフィードバックを受けて追加されています。

導入事例 日常業務の生産性アップに成功したお客様の声です! (50音順)

切り替えできる設定

ネットワークインタフェース

ネットワークアダプターの状態, ワイヤレス接続, IPアドレス, デフォルトゲートウェイなどの各種TCP/IP設定を切り替え(IPv4、IPv6の両方をサポート)

インターネットオプション

LAN設定(プロキシサーバー, ダイヤルアップ/VPNの設定), Internet Explorerのホームページを切り替え

リモートアシスタンス

コンピューターのトラブル発生時に、リモートアシスタンスによる支援を依頼

既定のプログラム

Windowsが特定の種類のファイル(画像やウェブページ)を開くときに使う、既定のプログラム設定を切換え(Windows10非対応)

ネットワークドライブ

ネットワーク上の場所をローカルドライブとして割り当てている、ネットワークドライブを切換え

通常使うプリンター

通常使うプリンターを切換え (プリンタ固有の設定情報(デフォルトの用紙サイズなど)は対象外)

デスクトップ

壁紙 (画像ファイル,配置方法), スクリーンセーバー (ファイル, 待ち時間)を切り替え

デスクトップのテーマ

背景、ウィンドウ色、音声、スクリーンセーバーを構成するデスクトップテーマを切り替え

電源プラン

使用する電源プランを切り替え('バランス'、'省電力'など)

音量

全てのオーディオデバイスの全てのチャンネルの音量設定を切り替え

ドメイン/ワークグループ

コンピュータ名, ドメイン/ワークグループ設定を切換え (再起動が必要)

Hosts / Lmhosts

hostsファイル / lmhostsファイルの内容を切換え
(%SystemRoot%\system32\drivers\etc)

Windows ファイアウォール

Windowsファイアウォール設定を切換え (ファイアウォールの有効/無効、除外するインタフェース、規則の有効/無効)

タイムゾーン

タイムゾーンを切り替え('太平洋標準時'、'東京'など)

FireFox - ネットワーク設定

Firefox のホームページ、プロキシ設定を切り替え

ThunderBird - ネットワーク設定

Thunderbird のデフォルトアカウント、プロキシ設定を切り替え

Outlook - 既定のプロファイル

Outlookの既定のプロファイルを切換え

Windows Live メール - 既定のアカウント

Windows Live メールの既定のアカウントを切換え

アプリケーション

切り替え完了後に、指定されたアプリケーションを起動

共有フォルダ

共有フォルダ, 共有プリンタを切り替え

使い方 カンタン!

Step1: 現在のPC設定を保存します(下準備)

使う場所に合わせて手作業でIPアドレスなどの各種PC設定を行います。その後、NCSwitch4を起動してPC設定を保存します。

Step2: PC設定を切り替えます

場所を移動すると、NCSwitchはネットワーク環境の変化を自動的に検出して、保存済みのPC設定に切り替えます。(デスクトップからショートカットを起動して、手動で切り替えることも可能)

詳しい使い方は、マニュアルをご確認ください。

料金 (2019年10月の消費税率変更に伴い、価格改定いたしました)

通常ライセンス

インストール1台につき ¥1,500(税抜き)

ボリュームライセンス

最大同時インストール台数
料金(税抜き)
100台まで
¥75,000
200台まで
¥140,000
300台まで
¥195,000
400台まで
¥240,000
台数無制限
¥270,000

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