企業・組織のネットワーク管理者やシステム管理者、ヘルプデスク担当者にとって、ネットワークの設定管理は重要な職務です。 LANに接続するルーターやDHCPサーバー、ファイルサーバー、クライアントPCなどの各デバイスが正しく設定されていないと、ネットワークは機能しません。
一般的に、サーバーやルーターは、初期導入後に設定変更する必要があまりありません。しかし、ノートPCやタブレットPCについては、利用者の移動に伴って様々なネットワークを行き来するため、移動の度に設定変更が必要です。
例えば、出張時に、普段社内で使っているノートPCを宿泊先ホテルに持ち出した場合、IPアドレスの変更やプロキシサーバーの再設定を行わないとホテルで使えないケースが多いです。
出張から戻った後は、社内LANに再接続する為に設定を元に戻す作業も必要です。
このような設定変更は、パソコンに疎い利用者にとって難しい作業です。加えて、入力ミスによる設定エラーも招きやすく、IT管理者への問い合わせを増加させる一因になってしまいます。
NCSwitchは、このような問題を解消する為に開発された、ネットワーク設定切り替えツールです。IT管理者が望む、以下の特徴を備えています。
ネットワークアダプターの状態, ワイヤレス接続, IPアドレス, デフォルトゲートウェイなどの各種TCP/IP設定を切り替え(IPv4、IPv6の両方をサポート)
LAN設定(プロキシサーバー, ダイヤルアップ/VPNの設定), Internet Explorerのホームページを切り替え
コンピューターのトラブル発生時に、リモートアシスタンスによる支援を依頼
Windowsが特定の種類のファイル(画像やウェブページ)を開くときに使う、既定のプログラム設定を切換え(Windows10非対応)
ネットワーク上の場所をローカルドライブとして割り当てている、ネットワークドライブを切換え
通常使うプリンターを切換え (プリンタ固有の設定情報(デフォルトの用紙サイズなど)は対象外)
壁紙 (画像ファイル,配置方法), スクリーンセーバー (ファイル, 待ち時間)を切り替え
背景、ウィンドウ色、音声、スクリーンセーバーを構成するデスクトップテーマを切り替え
使用する電源プランを切り替え('バランス'、'省電力'など)
全てのオーディオデバイスの全てのチャンネルの音量設定を切り替え
コンピュータ名, ドメイン/ワークグループ設定を切換え (再起動が必要)
hostsファイル / lmhostsファイルの内容を切換え
(%SystemRoot%\system32\drivers\etc)
Windowsファイアウォール設定を切換え (ファイアウォールの有効/無効、除外するインタフェース、規則の有効/無効)
タイムゾーンを切り替え('太平洋標準時'、'東京'など)
Firefox のホームページ、プロキシ設定を切り替え
Thunderbird のデフォルトアカウント、プロキシ設定を切り替え
Outlookの既定のプロファイルを切換え
Windows Live メールの既定のアカウントを切換え
切り替え完了後に、指定されたアプリケーションを起動
共有フォルダ, 共有プリンタを切り替え
使う場所に合わせて手作業でIPアドレスなどの各種PC設定を行います。その後、NCSwitch4を起動してPC設定を保存します。
場所を移動すると、NCSwitchはネットワーク環境の変化を自動的に検出して、保存済みのPC設定に切り替えます。(デスクトップからショートカットを起動して、手動で切り替えることも可能)
詳しい使い方は、マニュアルをご確認ください。
インストール1台につき ¥1,500(税抜き)
最大同時インストール台数 |
料金(税抜き) |
---|---|
100台まで |
¥75,000 |
200台まで |
¥140,000 |
300台まで |
¥195,000 |
400台まで |
¥240,000 |
台数無制限 |
¥270,000 |